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日本の経済政策をどう考えるか(2016/3/5の記事)

 日本の経済政策のあり方は、日本で生活するわたしたちにとっては、重大な関心事である。そして、まさにここに大きな論争があることは言うまでもない。その論争は、来る参議院選挙(衆参同時?)に向けて実質的な深まりのあるものが期待される。こうした展開も念頭に、面白く読んだ本を紹介したい。この本の立場をどう解するか、投票の向けてよく考えるべきであろう。

松尾匡
『この経済政策が民主主義を救う──安倍政権に勝てる対案』
大月書店、2016年。

はじめに

第1章 安倍政権の景気作戦──官邸の思惑は当たるか?
第2章 人々が政治に求めているもの
第3章 どんな経済政策を掲げるべきか
   1 緩和マネーを福祉・医療に使って雇用拡大!
   2 悪性のインフレにはならない
   3 長期金利高騰も国債暴落も起こらない
   4 「歯止め」としてのインフレ目標
   5 なぜプラスのインフレ目標を掲げるか
第4章 躍進する欧米左派の経済政策
第5章 復活ケインズ理論と新しい古典派との闘い
第6章 今野景気政策はどこで行きづまるか
   1 欧米左派の大物論客は何に賛成し何に反対しているか
   2 安倍政権の経済政策の3つの矛盾
   3 その他の批判すべき点
   4 残されたチャンスはいつまでか

むすびにかえて

 ともかくも、まともな論争が必要である。それは本来は国会の役割、そしてマスコミの役割のはずであるが、日本の現状はそれがまともに機能しているとは思えない(理由がどこにあるかはお考えいただきたい)。
 また、本書でも指摘されているように、この欧米の左派は、日本でイメージされている旧来的な「左派」と比べて、理論においても実践においても、大きく進んでいる(アメリカ大統領選挙の迷走ぶりをみよ)。
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Author:LogosOffice2
本ブログでは、2016年度から(18年度まで)開始の科学研究費による研究「拡張された自然神学の具体化としての「科学技術の神学」─東アジアの文脈で─」に関連した情報を掲載してきましたが、今回、その内容を現代キリスト教思想に関わるものに変更することになり、ブログ・タイトルを「現代キリスト教思想の諸問題」に変更することにしました。しばらくは、具体的な掲載内容をめぐり方向を探りたいと思いますが、徐々に本格化させてゆきます。

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