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「宗教と科学」をめぐるカトリック神学思想

 これまで、カトリック教会(教皇庁、ヴァチカン・アカデミー)では、「宗教と科学」をめぐり活発な研究がなされ、邦訳でその成果の一端は日本でも紹介されてきた。とくに、生命倫理や環境倫理に関わる議論は注目すべきものが少なくない。
 今回紹介するのは、海外の研究の邦訳ではなく、日本におけるカトリック神学思想の成果である。原発をめぐる議論も含まれている。

宮本久雄編
『宗教的共生と科学』
教友社、2014年。

第1章 「最終的な問い」をめぐる科学とキリスト教 (光延一郎)
第2章 共生の哲学 (田中裕)
第3章 ダライ・ラマ十四世における科学と宗教 (高山貞見)
第4章 〈宗教的共生〉と〈科学的世界像〉──西田幾多郞の場所論的思索からの照射 (長町裕司)
第5章 宗教的共生における脱原発の位置づけ──自然・人間・原子力 (竹内修一)
第6章 科学技術の利用の倫理的限界と宗教の視点──服真贋発災害後の宗教界の脱原発への訴え (島薗進)
第7章 核エネルギー使用についての哲学的・神学的考察 (原田雅樹)
第8章 和解の奉献文における公共性 (具正謨)
第9章 エリクソンの人間形成論と宗教的共生──〈私〉という感覚と超越的アイデンティティ (武田なほみ)

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本ブログでは、2016年度から(18年度まで)開始の科学研究費による研究「拡張された自然神学の具体化としての「科学技術の神学」─東アジアの文脈で─」に関連した情報を掲載してきましたが、今回、その内容を現代キリスト教思想に関わるものに変更することになり、ブログ・タイトルを「現代キリスト教思想の諸問題」に変更することにしました。しばらくは、具体的な掲載内容をめぐり方向を探りたいと思いますが、徐々に本格化させてゆきます。

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