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R・シュペーマン2

昨日は、原発に関連した文献ということで、R・シュペーマンを取り上げたが、シュペーマン哲学自体を知るということでは、ほかの文献で補う必要があります。すでに邦訳のあるものとしては、たとえば、次のものが挙げられるでしょう。

ローベルト・シュペーマン
『幸福と仁愛──生の自己実現と他者の地平』
東京大学出版会、2015年。

監訳者はしがき (山脇直司)
日本語版への序言 (ローベツト・シュペーマン) 

序文

第1部 古典的倫理学の基本テーマ──幸福
  第1章 生の自己実現に関する思想としての倫理学
  第2章 エウダイモニアと快楽主義
  第3章 自己保存あるいはストア派の倫理
  第4章 アリストテレス的妥協

第2部 古典的倫理学から近代的倫理学へ──そのキー概念としての仁愛
  第5章 道徳領域の分化
  第6章 理性と生命
  第7章 仁愛──存在者の存在の知覚・覚得
  第8章 愛の秩序──他者の地平

第3部 現代倫理思想との対峙
  第9章 帰結主義
 第10章 討議
 第11章 システム論と倫理
 第12章 規範性(ノモス)と自然性(ピュシス)

第四部 現代倫理学思想の課題
 第13章 責任
 第14章 赦し──他者との共生

解題1 シュペーマンの哲学思想──その全体像 (山脇直司)
解題2 シュペーマン倫理学を貫くもの──存在・ペルソナ・協働態 (宮本久雄)
監訳者あとがき (宮本久雄)

 現代の倫理思想を考える上で、特にキリスト教との関連で注目すべき著作と思われる。原著を3分2程度に圧縮したとのことであるが、解題によって、全体像の把握も可能であろう。        
 
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Author:LogosOffice2
本ブログでは、2016年度から(18年度まで)開始の科学研究費による研究「拡張された自然神学の具体化としての「科学技術の神学」─東アジアの文脈で─」に関連した情報を掲載してきましたが、今回、その内容を現代キリスト教思想に関わるものに変更することになり、ブログ・タイトルを「現代キリスト教思想の諸問題」に変更することにしました。しばらくは、具体的な掲載内容をめぐり方向を探りたいと思いますが、徐々に本格化させてゆきます。

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