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原子力とキリスト教1

 科学技術とキリスト教を論じる上で、現在、重要なテーマとして取り上げられているものの一つが、「原子力」である。本ブログでも、このテーマに関わる、最近の文献を取り上げてゆきたい。「最近の」というのは、原子力の問題は、福島原発事故以降、大きく転換することになったからである。この原発事故を無視しては、原子力、そして科学技術の問題は、問いえない。
 まずは、つぎの文献。

日本クリスチャン・アカデミー編
姜尚中・上山修平
『原子力発電と日本社会の岐路』
新教出版社、2017年。

はじめに (小久保 正)

● 混成型共生社会の可能性 (姜尚中)
 はじめに/東日本大震災が問いかけるゐ、ポスト3・11の日本の行方/犠牲のシステム/「ポスト戦後」が始まるのか/トランスナショナルなクリスチャン
 質疑: 戦後社会と原発体制とのつながり

はなしあい1 混成型共生社会の可能性を巡って

● 今、聖書から問う──核利用の根にあるもの (上山修平)
 はじめに/三つの現実/聖書方見えてくるもの/展望と課題/これからのキリスト者として/「原子力発電についての私たちの見解」
 質疑: 脱原発はいかにして可能か

はなしあい2 キリスト者として、市民として

過去と未来の間で──グループ討議に先立って

市民として、キリスト者として──全体討議

あとがき (小原克博)

「はじめに」で説明のあるように、この文献は、関西セミナーハウスを会場に、2014年1月12~13日の一泊二日で行われた、「福島原発事故を原点に据えて、日本と世界の歩むべき方向性を探る」と題して開催されたフォーラムの記録である、講師は、姜尚中と上山修平のお二人。それぞれの講師の講演に続いく、質疑、そしてその後のグループの分かれてのはなしあい、そして全体討論。 
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Author:LogosOffice2
本ブログでは、2016年度から(18年度まで)開始の科学研究費による研究「拡張された自然神学の具体化としての「科学技術の神学」─東アジアの文脈で─」に関連した情報を掲載してきましたが、今回、その内容を現代キリスト教思想に関わるものに変更することになり、ブログ・タイトルを「現代キリスト教思想の諸問題」に変更することにしました。しばらくは、具体的な掲載内容をめぐり方向を探りたいと思いますが、徐々に本格化させてゆきます。

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