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東アジアの関係史6

 連続して紹介してきた、東アジアの関係史も、今回が最後になる。締めくくりは、日韓の社会・文化である。宗教は直接はこの文脈に位置するはずであるが、やはりなかなか主題化されることはないようである(第一一章は別にて)。

磯崎典世・李鍾久編『日韓関係史 1965-2015 Ⅲ社会・文化』東京大学出版会、2015年。
刊行にあたって
序論 社会・文化領域における日韓関係の五〇年 (磯崎典世・李鍾久)

Ⅰ 社会レベルの日韓関係の軌跡と断面
 第一章 日韓関係と社会文化的な相互作用 (李鍾久)
 第二章 日韓市民社会における相互認識 (磯崎典世)
 第三章 在日朝鮮人からみる日韓関係──〈国民〉を超えて (文京洙)
 第四章 日本の日韓会談反対運動とその内在的批判──社会党、総評、共産党を中心に (大畑裕嗣)
 第五章 歴史認識問題の展開に見る日韓関係 (木村幹)


Ⅱ 文化・知識の交流と日韓社会のダイナミズム
 第六章 日韓文化と「反日」論理の変容──「倭色文化」批判言説の弱化 (李志遠)
 第七章 大衆文化を通して見た日韓交流──オタク文化の事例を中心に (金孝眞)
 第八章 韓国と日本の環境運動と知識の交流 (具度完)

Ⅲ 日韓社会文化の諸問題と相互作用
 第九章 ジェンダーで日韓をみるということ──少子化、女性、超高齢社会 (瀬地山角)
 第一〇章 非正規雇用の日韓関係史と日韓比較──被雇用者の分類枠組の伝播、土着化、そしてブーメラン化 (有田伸)
 第一一章 授業を通じた日韓教育交流──「一人の子どもも切り捨てない教育」を目指して (崔圭承)
 第一二章 韓国における日本系宗教と日本における統一教会──文化現象としての両国間の宗教文化の相互変容 (林慶澤)

Ⅳ 地域社会・フィールドワークからの視点
 第一三章 最前線・九州における日韓地方間交流 (加峯隆義)
 第一四章 観光交流からみた日韓関係──対馬の韓国人観光を中心に (中村八重)
 第一五章 自治体交流と市民交流──富川市と川崎市の交流事例を中心に (李時載)
 第一六章 日韓間人類学交流と韓国人類学の日本研究 (朴東誠)
 第一七章 日本の人類学者の韓国認識──一九七〇年代初頭以降のフィールドワークと民族史的知識の蓄積 (本田洋)
 
あとがき
執筆者紹介
事項索引
人名索引

 これまでの東アジアの関係史を踏まえた「宗教あるいは宗教文化」の関係史・交流史を描くとどうなるだろうか。
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Author:LogosOffice2
本ブログでは、2016年度から(18年度まで)開始の科学研究費による研究「拡張された自然神学の具体化としての「科学技術の神学」─東アジアの文脈で─」に関連した情報を掲載してきましたが、今回、その内容を現代キリスト教思想に関わるものに変更することになり、ブログ・タイトルを「現代キリスト教思想の諸問題」に変更することにしました。しばらくは、具体的な掲載内容をめぐり方向を探りたいと思いますが、徐々に本格化させてゆきます。

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