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パウロと環境神学1

 環境の神学は、21世紀に入り、さらなる展開を見せており、環境論との関連性は聖書全体へ広がりつつある。たとえば、パウロと環境論との関連性について、イギリスのエクセター大学のプロジェクト「環境論的倫理における聖書の使用」(イギリスの「芸術と人文学の研究委員会」の財政補助を受けた)では、環境論的課題との関わりにおいてパウロ書簡を使用することが試みられている。キリスト教神学の形成に対してパウロ書簡の果たした役割を考えるとき、本格的な環境の神学にとって、この議論の展開は当然と言える。そして、このプロジェクトの中心的人物が、新約聖書の社会科学的方法で知られる、D・ホレル(David G. Horrell)である。 

David G. Horrell, Cherryl Hunt, and Christopher Southgate,
Greening Paul. Rereading the Apostle in a Time of Ecological Crisis,
Baylor University Press, 2010.

Preface
Introduction

Part I: Toward an Ecotheological Hermeneutic
1 A Survey of Ecotheological Approaches
2 The Role of Hermeneutical Lenses for an Ecothology
3 A Narrative Ecothology?

Part II: The Ecothological "Mantra" -- Texts
4 The Groaning and Liberation of Creation (Romans 8:19-23)
5 The Reconciliation of All Things (Colossaians 1:15-20)
6 The Construction of a Pauline Hermeneutical Lens

Part III: Pauline Ecotheology and Ecoethics
7 An Ecological Reading of Pauline Theology
8 Paul Ethics through an Ecotheological Lens

Notes
Bibliography
Index of Biblical References
Index of Authors
Index of Subjects

 おそらく、環境の神学は、聖書全体を視野に入れた上で、再度練り上げる必要がある。
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Author:LogosOffice2
本ブログでは、2016年度から(18年度まで)開始の科学研究費による研究「拡張された自然神学の具体化としての「科学技術の神学」─東アジアの文脈で─」に関連した情報を掲載してきましたが、今回、その内容を現代キリスト教思想に関わるものに変更することになり、ブログ・タイトルを「現代キリスト教思想の諸問題」に変更することにしました。しばらくは、具体的な掲載内容をめぐり方向を探りたいと思いますが、徐々に本格化させてゆきます。

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