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生命倫理とキリスト教思想2

 生命倫理と環境倫理との基本的な相違については、多くの論者が指摘する通りであるが、しかし、同時に、両者は現代の生命をめぐる問題状況を共有しており、その点で、両者と統合した扱いも、当然追求されてしかるべきであろう。こうした点で、次の著書は、入門手でありつつ、興味深い。

徳永哲也
『プラクティカル生命・環境倫理──「生命圏の倫理学」の展開』
世界思想社、2015年。

まえがき

序章 「ベーシック」倫理から「プタクティカル」倫理へ

第Ⅰ部 倫理学から見る現代社会
  第1章 功利主義の理論と現代
  第2章 義務論の理論と現代
  第3章 徳倫理学の理論と現代

第Ⅱ部 生命・環境倫理と倫理学理論
  第4章 生命倫理と倫理学理論
  第5章 環境倫理と倫理学理論
  第6章 「生命圏」倫理と倫理学理論

第Ⅲ部 新時代の「生命圏」と倫理
  第7章 出生前診断の新技術と倫理
  第8章 生殖ツーリズムという現代と倫理
  第9章 安楽死・尊厳死法制化と倫理
 第10章 地球温暖化への対策と倫理
 第11章 原発・エネルギー問題と倫理
 第12章 産業・経済と人間の倫理
 
終章 生命圏を守り育てる倫理

 経済・政治という問題連関を組み込むことの必要性。しかし、これは倫理というディシプリンで捉えるべきだろうか。
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生命倫理とキリスト教思想1

 何度かにわたって、生命倫理関係の文献を取り上げることにます。
 
町野朔
『生命倫理の希望──開かれた「パンドラの箱」の30年』
上智大学出版、2013年。

はしがき

第1部 iPS細胞と日本の生命倫理

第2部 クローン人間がやってくる!
  第1章 iPS細胞からクローン人間へ
  第2章 クリーン人間の法律を作ると
  第3章 クローン人間なんて怖くない
  第4章 クローン人間からクローン胚へ
  第5章 iPS細胞と私の生命倫理

第3部 生命倫理学事始め
  第1章 脳死・臓器移植をみとめることは「人間の尊厳」に反するか
  第2章 終末期における家族
  第3章 日本の生命倫理、日本のヒト胚
  第4章 生命倫理のゆくえ
プロフィール

LogosOffice2

Author:LogosOffice2
本ブログでは、2016年度から(18年度まで)開始の科学研究費による研究「拡張された自然神学の具体化としての「科学技術の神学」─東アジアの文脈で─」に関連した情報を掲載してきましたが、今回、その内容を現代キリスト教思想に関わるものに変更することになり、ブログ・タイトルを「現代キリスト教思想の諸問題」に変更することにしました。しばらくは、具体的な掲載内容をめぐり方向を探りたいと思いますが、徐々に本格化させてゆきます。

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