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マクフェイグ

 キリスト教のエコロジー神学を代表する神学者である、サリー・マクフェイグの比較的最近刊行の文献です。

Sallie McFague,
Blessed are the Consumers. Climate Change and the Practice of Restraint,
Fortress Press, 2013.

Preface: Religion, Ecology, and Economics

1. "But Enough about Me": What Does Augustine's Confessions
  Have to Do with Facebook?
2. "Where Are We?": Lining Well on Planet Earth
3. The Lives of the Saints: John Woolman, Simon Weil, and Dorothy Day
4. The Practice of the Saints 1: Voluntary Poverty in Order to Pay
  Attention to the Material Needs of Others
5. The Practice of the Saints 2: The Development of the Universal
  Self at Local and Global Levels
6. "It's Not About You": Kenosis as a Way to Live
7. Kenotic Theology
8. What Next?: Living the Kenotic Life Personally, Professionally, and Publicly

Index

 最近のマクフェイグの議論の方向がわかる。新たな方向性というよりも、これまでの議論のヴァリエーション。キーワードは、practice, Saints, Kenosisではあるが、「自発的貧しさ」はボフの用語か? あるいはそれとは関連なしか。
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仏教と科学

 「科学と宗教」というテーマでもっとも目立つのは、「自然科学とキリスト教」という組み合わせであり、このテーマについての研究は膨大な量に及んでいる。それに比べ、特にキリスト教思想研究を専門としている立場からは、ほかの宗教における議論の状況はかなり把握しにくいというのが実情であり、これに関わる情報は貴重なものと言わねばならない。

 最近、「科学と仏教」という点で興味深い情報を得ることができたので、紹介したい。

1.藤井修平「現代日本における仏教と科学の関わり──「科学と宗教」の観点から」
 これは、中央学術研究所 『中央学術研究所紀要』 (第45号、2016年、118-133頁)に掲載の論文であり、学振の特別研究員奨励費による研究とのことである。「仏教と科学」というテーマをめぐる日本での問題状況を知る上で、有益である。

2.「お寺で宇宙学」
 「科学者とお坊さんと一緒にお寺で宇宙を語りませんか? お寺で宇宙学では、第一線で研究する研究者と地域で活動するお坊さんを囲んで、 宇宙、学問、宗教などを語り合います」という企画であり、京都ですでに19回行われている。
 代表者の磯部洋明さん(京都大学大学院総合生存学館 准教授。京都大学宇宙総合学研究ユニット、実行委員代表)は、昨日、京都大学総合生存学館のミニワークショップでご一緒する機会があったばかりである。
 なかなかユニークな活動、すばらしい企画である。いずれ、別の形でもご一緒したい研究者である。
プロフィール

LogosOffice2

Author:LogosOffice2
本ブログでは、2016年度から(18年度まで)開始の科学研究費による研究「拡張された自然神学の具体化としての「科学技術の神学」─東アジアの文脈で─」に関連した情報を掲載してきましたが、今回、その内容を現代キリスト教思想に関わるものに変更することになり、ブログ・タイトルを「現代キリスト教思想の諸問題」に変更することにしました。しばらくは、具体的な掲載内容をめぐり方向を探りたいと思いますが、徐々に本格化させてゆきます。

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